二度の異動でスキルアップ。チャレンジを喜んでもらえました。

Interview

福岡みらい病院
手術室

S.Kさん

2016年 入職

「手術室だけは嫌」だった学生時代

昔から人と話すことが大好きで、看護学生時代は「立ちっぱなしで動けない、患者さんと話すこともできない。手術室の看護師だけはにはなりたくない!」と思っていました(笑)。

実習で福岡みらい病院の前身である新吉塚病院を訪れたときに、車いすで移動していた患者さんも、リハビリテーションで杖をつきながら歩けるようになると聞いて。そのお手伝いができる仕事がいいな、と回復期リハビリテーション病棟を希望したんです。

回復期リハビリテーション病棟では、患者さんと積極的に話し、人と深くかかわる仕事で自分の得意なことをを活かせている、と思っていました。

でも「採血や点滴といった、看護の基本的な技術の習得ができていないな」とどこかで感じていたんです。万が一患者さんが急変したときに、即座に判断できるナースになりたくて、3年目に急性期病棟へ異動の希望を出しました。

ゼロから学んだ手術室勤務

急性期病棟は、手術の前や直後で痛みや心の不安を抱える患者さんが多くいらっしゃいます。回復期に比べてナースコールの回数が多く、慌ただしい雰囲気でした。2年かけてやっと仕事に慣れてきたとき、手術室への異動を言い渡されたんです。

驚きましたが、入職後に一度だけ膝の手術を見学したことがあり、手術の様子や珍しい機械を見て「学生時代は嫌だったけど、意外とおもしろいかも……?」と感じたことを思い出し、飛び込もうと決意しました。

異動してからは覚えることばかりで、一番きつかったですね。勤務形態もまったく違い、混乱する毎日で。学生時代の教科書や先輩が貸してくれた参考書を読み込み、病気ごとの手術の手順や術中の看護師の役割を徹底的に覚えました。

初めて担当する分野の手術がある日は知識を頭に叩き込んで臨んでいました。先生に「完璧だったよ」とほめられたときはうれしかったです。

今では胸を張れる大好きな仕事

手術室の看護師は、手術の前日に患者さんの病室に伺ってご挨拶をします。「明日の手術を担当します、よろしくお願いします」とお話しすると、患者さんの不安そうな顔が少しずつ和らいでいくんです。

患者さんに関わる機会が少ないと思っていた手術室勤務でしたが、患者さんを元気にする、笑顔にする、不安をなくすという点では、私が一番やりたかった仕事だと思うようになりました。

どの業務が自分に向いているかなんて、やる前はわかりません。苦手意識があっても、一度飛び込むとどうってことないかもしれない。福岡みらい病院はどんどん挑戦できる、自分の「好き」を見つけられる環境だと思います。

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