持病や家庭の都合を相談しながら勤務。資格の勉強もできました。

Interview

金隈病院
透析センター

m.hさん

2018年 入職

職員それぞれの事情を汲んだ勤務シフト

生まれつき腎臓が悪く、子どもの頃から通院するなかで看護の仕事に興味を持ち、この道を選びました。以前の職場の上司が金隈病院に勤めていて、声をかけていただいたのがきっかけです。

仕事を始めて数年たった頃から自分も透析が必要になり、今は7:50~16:00の特別なシフトに変えていただきました。勤務後に治療を受けて帰っています。

体調に加えて、子どもの発熱や急用で突然帰らなくてはならないときもあり、すごくシフト変更が多いんですが……こころよく対応してもらって、ありがたいです。

男性初の育児休暇を取得

金隈病院で初めて、男性職員の育児休暇をいただきました。家庭を持ってから積極的に家事に関わりたい気持ちがあり、なにより子どもとの時間をゆっくり大切にしたくて、上司に相談したんです。

病院としても前例がないことで拒否されるかもしれない、と不安でしたが、透析センターや他の部署のみなさんが親身になって考えてくださって。他の休暇も組み合わせて、計3カ月間休ませていただきました。

育休に入る際も、職場の方々が「おめでとう」「よかったね」と声をかけてくれてうれしかったですね。金隈病院全体が和気あいあいとしていますし、小さなことでも相談しやすい雰囲気があります。

「患者でもある看護師」だから、学びたい

もとは准看護師として採用されたのですが、透析看護の認定を取得するのが目標で、認定の絶対条件である正看護師の資格を通信教育で取りました。

相生会の奨学金制度で、補助をもらいながら勉強していました。通信とはいえ資格取得のためには仕事に出られない日も何度かあり、自分は病気のために有休を使い切ってしまっていたのに、透析センターのみなさんが協力して休みをつくってくれたんです。

自分自身が透析を必要とする人間なので、看護師のなかでも透析センターにいらっしゃる患者さんの立場に近いのかな、と感じます。「もしも自分だったら、どんなふうに感じるだろう」と患者さんの目線で考えて『寄り添う看護』を大切にしていきたいですね。

採用エントリー