新人からベテランまで、どんなキャリアでも学ぶ機会があります。

Interview

新吉塚病院
作業療法士

A.Iさん

2020年 入職

忘れられない先輩の言葉

小さい頃から親にマッサージして喜んでもらえることがうれしく「相手の体も気持ちも元気にできる仕事に就きたい」と作業療法士の道を目指しました。

入職して最初に配属されたのは回復期リハビリテーション病棟です。私は一度思い込むと突き進んでしまうタイプで、先輩に「もっと視野を広く持てば良くなる」とアドバイスされてハッとしました。

例えば「手の動きができない原因はこれだ!」と決めてしまうと、その治療法に固執してしまいます。もし原因が一つではなかったら患者さんの状態は改善しません。原因が複数あると想定して、最終的に突き止める。広い知見がなければ良い治療はできないんだ、と感じました。先輩の言葉は今でも忘れられません。

病棟が変わってスキルアップ

入職して4年目になり、地域包括ケア病棟に異動しました。

リハビリ期間が最大で60日間と短く、患者さんの体の状態もさまざまです。「何を目標とするのか」「どんなアプローチが最適か」を素早く判断する必要があり、毎日が充実しています。

退院後の生活が決まってない患者さんも多く、自宅に戻るのか、施設に入居すべきかを60日で決めなくてはなりません。看護師さん、お医者さん、相談員の方など他職種と密接にやりとりを重ね、患者さんにとって最善の方法をチームで考えています。

新人にもベテランにも学びある研修

セラピストには月に2回ほど、年次ごとにカリキュラムが決まっているラダー研修があります。基礎的な病気やリハビリの講義はもちろん、介護保険や業務では直接関わらない分野の知識も身に付きました。

外部の先生が講師を務めることが多いのですが、先日、グループ内の先輩セラピストが担当する講義を受けたんです。資料を見ながら「私もいつか教える立場になるのだな」と感じましたね。新人の頃に学んだ基礎的なことも、中堅スタッフとしてアウトプットするときにはまた気づくことがあるはずです。年数を重ねても学びがある、成長を感じられる職場だと思います。

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