未経験でもベテランの先輩にじっくり教えていただき、自信がつきました。

食品関係の会社に勤めていたのですが「直接人と関わる仕事がしたい。誰かの役に立つ仕事がしたい」と思い、福祉や介護の分野への転職を考えるようになりました。

縁あって老健光に入職が決まったのですが、右も左もわからない状態で。戸惑いや不安を感じる暇もありませんでした。

最初の半年間はプリセプターの先輩が2人ついてくださっていました。ベテランの方々が素人同然の自分に介護のいろはをじっくり教えてくださる、すごく貴重な毎日でしたね。

働きながら介護福祉士の資格を取得しました。勉強時間が確保できるシフトになっていたり、試験前日は休みにしてくださったり、気を遣っていただきましたね。

自分は実務経験があったので受けなかったのですが、実技試験が心配な人は主任が特訓してくださるそうです（笑）。

職歴が長い方が多く、新人の頃から「何でも聞いて、気軽に話して」と声をかけてもらえたので、緊張が和らぎました。このフロア全体に優しい雰囲気があるように思います。

働きはじめて5年が経ち、今は後輩を教える立場でもあります。どうすればわかりやすいか、考えながら指導する日々ですね。課題は毎日見つかりますが、まずは自分が教えられたように優しく伝えることを大事にしています。

業務は楽しく、入所者さんもチームも会話が絶えません。でも、忙しくて気持ちに余裕がなくなっていることもあり、気づいたときには反省しています。入所者さんにもご家族にも安心していただける施設であるために、どんなときも丁寧に接することを忘れない職員になりたいです。